7/2 水曜日
9:23~ レポートの作成を開始。
11:56~ こめかみ撃ちと脱水攻撃。11
17:24 書き上げると脱水攻撃。お前には何も期待しない。
今週はドライヤーを壊された。家の12ヶ所を改善して運気を一気に引き上げたことにより、家相(家の潜在意識)が抑制をかけたためと考えられる。(セロトニン神経の抑制を後述)
大掃除の過程で家相を調べていくとウチは考えうる限り最悪の設計がなされていて両親の離婚および家からの排斥も祖父母と父親が宗教に救いを求めることも家相で決められていた宿命であり、私に至っては死産および夭逝(ようせい、幼くして死ぬこと)の宿命があり、しかし第七代目のお家の再興の使命により生かされて50歳まで不遇に耐え忍ぶことを定められているらしい。このような宿命や潜在意識(後述する本の用語で魂の遺伝子)からの指令(私が今週強調したいのは「暗示」)に抗う意志のなかった前二代の家族は誰も家相を改善しようとは考えず、直感のままに悪い所を物置にして誤魔化したり、水周りや水槽を増設することでかえって私の苦労を2倍にしてくれたりした。というわけで我が家で家相を改善し、お家を再興する力を持つ者は私を置いて他になかったのだが、再興する権限を与えられたのはつい最近のことであった。しかし恐らく脱系垂(だっけいすい、4代目から6代目のどん底の世代)の世代のろくでなし大工が我が家への逆恨みを込めて立てた家の怨念は凄まじく、わたし自身が運気を上げたり家の悪い所を直したりすると決まって怨念を吹き出して私に怪我をさせたり持ち物を壊したりしてしきりに警告を発してきた。隣人のパーキンソン病一族及び四方八方の隣人が我が家を攻撃し始めたのも恐らくこの怨念の呼びかけに応じてのことで自身も日本人の土地を奪って住み着いた悪党で孫の代には奪った物を全て奪われる宿命にあることを無意識で知っていてどうせ没落するなら犯罪に溺れて楽しみながら落ちてやれ、あるいは悪銭および「代理の没落(滅ぼしの力の悪用)」によって一日でも長くしぶとく生き延びてやろうという悪意が暗示にかかることを望んだのだろう。ちなみに彼らを庇護するポリ公や大衆もまた滅ぼしの世代である可能性が高い。先に述べておくと初代と七代以外は全て家を衰退させる宿命を持った滅ぼしの世代であり、彼らが政治、経済、正義、治安、平和、安定を語るから国家が衰退するのである。日本がアメリカにたかられているのも脱系垂の時期に入って生産性が抑えられで国運が衰えているからで、ナンパされやすい女子と同じく、国運が衰えているアメリカによる代理の没落、搾取による延命の餌食にされているのである。彼らはダメ男に引っかかった憐れな女子や詐欺師や新興宗教や反社にハマる愚図やアル中、シャブ中、ギャンブル依存症のろくでなしたちと同じくまともな人間の意見、忠告を聞かず、自己完結の世界に立てこもって自分の感情が唯一絶対的に正しいと信じ、他者と外界の知恵と断絶している故に、彼らの説得にあたる者は妨害され、邪気を浴びせられ、不運に見舞われながらタダで彼らを改善に導かなくてはならない。
そしてこれが重要なポイントだが、彼らも家相や手相や姓名判断などの運勢も潜在意識も感情的な大衆も個人の能力や努力を考慮せず、正当に公正に評価するだけで解消できる問題をテコでも前に進めようとしない。これこそが人類の弱点である。安定を手に入れた芸能人は何が流行り、誰が売れるかなんて結果論でわからないと言うが、興亡の法則の暗示に従順でこれを覆す意志を微塵も持たない大衆は社会的地位の高い人はどんなにろくでなしでも尊重しなさいと言われれば身を犠牲にしてもそれに従うし、脱系垂の世代の提案や発明、発見には見向きもしないし、成功者でも「この人物は〇〇歳までは不遇に耐えるべし」との暗示(お達し)があればやはり彼の能力や努力に報いない。このような世界観に多様性などは生じ得ないし、沈没するとわかっている船/国家にも構わず乗り続けて平静を装い、沈没を回避しようとする少数者の意見を黙殺したり弾圧したりする。それで中国が脅威だなんて騒いで防衛費の増額を訴えて誰が納得しますか。本当の脅威は滅ぼしの世代の直感でしょうに。これを教育によって矯正し、個人宅でも国家でも没落の時代を回避するよう努めることが第一にやるべき事ではないでしょうか。そのために私は義務教育で子どもたちに自分が何代目の子なのかを把握させておく必要があると思う。
では今週の一冊に移ります。この本は私が我が家を大胆に模様替えする権限を得たことで初めて見つけることのできたものです。遅くとも27歳までに手に取ることが出できていたらきっと別の人生を歩めただろうと悔やんでおります。幸運な読者は一日も早くこの本を読むことを勧めます。
『あなたの成功は住まいで決まる 家の暗号』(樹門幸宰、じゅもんこうさい、幻冬舎)
樹門「家相は人間の運命を支配している」というと、まさかと思う人が多いでしょうが、これを私は、四十年以上にわたる研究と実践で突き止めることができたように思っています。そしてどうやら“魂の遺伝子”というものがあって、人間は好みや相性というものがあらかじめ決まっており、選ぶべき土地や建物も決まっているようなのです。ということは私たちは土地や建物を選んでいるようで実は土地や建物に選ばれているということになります。例えば、人生の前半だけがよくて後半から衰退してしまう運勢の人は自然とそのような家相の家に住むものです。また若い頃は苦労の連続であっても人生の後半には報われて大きな幸せをつかむ運勢の人はそれに合った家相の家を選んで自然とそこに住んでいるものなのです。」
茂上―――これに「生まれる」を加えると努力家とグズは先天的なものということになりそうですね。
樹門―――私は次にあげる三つが揃ってこそ“幸せ”と考えています。
第一、 健康で長寿であること。
第二、 健康と寿命を支えるだけの十分な経済力があること。
第三、 愛情が継続すること。すなわち夫婦が揃い、子供が生まれ、そして孫も生まれて家がつながっていくこと。
人は「ゆりかごから墓場まで生涯を通じて幸せ」ということはありえませんし、誰にとっても理想的ないし完璧な家相というものもなく、私たちの人生は誰かの犠牲や貢献によって支えられているのですが、幸せの三原則すべてが“継続する”ことを私の占いでは“良し”とし、まためざしています。
「進化はその代だけで行われるわけではなく、ゆっくりと時間をかけて遺伝子により絶え間なく進められている」、この進化は肉体に限って起きるものではなく、魂においても遺伝するとしたら・・・・・・。ここに私が家相学の中心に据える独自の考え方があります。すなわち魂(感情や気持ちなど)は遺伝子に記録され、それが直接遺伝で子供たちに、隔世遺伝で孫たちに伝わっていくとする見方です。
魂の思いは大別して「満足を味わった至福の感情」と「辛い思いをした悲哀の感情」とがあります。そして進化を促すような強い影響力を持つのは後者の“無念の思い”なのです。
果たせなかった悔しい思いや離別によって味わう苦しみ、相手から拒否されたり人格を否定されたりしての苦しみ、親から捨てられた深い哀しさ(離婚を含む)などが魂に刻まれるのです。そしてそうした無念の感情が遺伝によって子や孫に伝わったときに果たせなかった思いを何としても果たそうとするのです。特に性別ゆえに果たせなかったことは性別を変えてでも果たそうとします。この性の転換は隔世遺伝で起きますが、思いが逆に作用するので「逆霊の法則」と呼んでいます。
茂上―――とするとゲイになる人は女系の家に生まれ、お家を再興するために家を継いでくれる妻を連れてくるか自らが女性になるかを迫られて後者を選んだということでしょうか。同性愛者同士の結婚を認めさせたところで子どもを授からなければ彼らの使命感は果たされないのですが。命を預かる責任とか子に注ぐべき愛情が十分に養われていないことを改善しようとはまだ考えられないんですかね。
「魂の免疫力が原因となる二つの法則」
一、 系垂の法則―――男系の家でも女系の家でも一族の主権は三代までしか続かず、四代目には立てなくなって分家した兄弟の家に主権が移ること。衰退する理由は初代の長男が安楽な生活を送ると魂の遺伝子に「満足や過多」が刻まれ、これが子や孫に伝わって困難や苦しみに抗する免疫力や生物が本来持っている生命力などを失ってしまう。それで厳しい試練が訪れるとあっさり没落してしまうのです。その結果次男の血系でつないでいくしかなくなります。(次男家の初代が始まる) 魂の免疫力は栄えた家で弱くなり、衰退した家で強くなる、それが興隆を生み出す原動力ともなるのです。
二、 盛衰の法則―――ある家が興隆し、どれほど繁栄を誇ったとしても丸三代くらい経つと跡形もないくらい没落してしまう。ところが、そこから衰退の代を丸三代ほど経ると再び初代が興隆し、以前の零落ぶりが嘘のように繁栄が訪れる。
※これに加えて家系の流れが女系あるいは男系に偏る現象が顕著に見られる。すなわち、三代男系でつないできた家は四代目から女性に支配権を移し、丸三代にわたって男性が生産性を失う「脱系垂」という時代が続く。・・・ただし、女系化は男系の二代目からすでに始まっており、娘がたくさん生まれたり、その結果婿を迎えたりするのは女系化が始まっていることを示します。一見すると女の天下は女性にとって良いように思いますが、男性の生産性が失われると女性も経済的に苦労することになります。したがって衰退の時代が長く続くと不思議と男の子だけが生まれるようになり、再び男系化に転じます。それによって生産力を上げ、傾いた家を再興させようという暗黙の力が働くのです。
茂上―――これが子どもを多く作っておいた方が良い理由なんですね。子どもが増えすぎて経済発展の邪魔になるからと少子化政策を採るなんてことは愚の極みであり、核家族化は繁栄や安泰をつなぐ家を減らし、没落した家ばかりを社会が抱えることによって国民の生産力や意欲が低下して国運さえ衰退させてしまうんですね。また人は暗示に促されて男児を儲けやすい相手や女児を儲けやすい相手を選んでいるとも言えます。最近の若者が生涯結婚しないとか、子を産まないとか宣言しているのも日本が衰退期に入って生産力を抑える暗示が発せられているからですかね。あと熱血漢はウザイと言うのは排斥の力が働いているんです。金や権力の力で現在の地位や支配的な価値観を守ろうとする人々は魂の免疫力が落ちているんだということはすぐに察しがつきますが、雑草魂のイメージを持つ市民集団までもが衰退の手助けをして生産性の高い人や出る杭を排斥するというのは驚きですね。魂の遺伝子が弱ると知識や意欲を引き出す指令ごと暗示に絡め取られて機能しなくなってしまうんですね。というより結論を急ぎすぎているんです。私なんて50歳まで不遇に耐え忍べと言われていますけど立ち止まったことや自暴自棄になったことは一度もありませんでした。おかげで今になって「苦労はただ無駄な犠牲の時間ではない」というメッセージを頂いて勇気百倍です。そしてだから言えるんです、少子化の時代に「嫌な上司も先輩も独裁者も三代待てば勝手にいなくなる」という考え方は命取りだと。四代目が七代目レベルの努力をして没落を回避することはもちろんですが、世間も暗示の力に打ち勝って脱系垂の世代のレッテルに囚われず、純粋に彼らの能力を評価して愚図を再教育し、落ち目の有力者は搾取による延命を採る前に失脚させるよう世論を能動的に動かすべきだと。
樹門―――土地や家には魂にリンクする決められたポジションがあり、家を建てるときに潜在していた運命が顕在化します。ですから見る人が見れば家を見ただけでその人が男系、女系どちらの家系の何代目でどういう心理で現在の行動を取っているのかが分かります。
家族のポジションと八方位運勢区分
南東、長女、「新生献身」―――一家に新生と光明をもたらし、女性の力で家を守っていく。人との出会いや縁を司り、仕事運や家庭運の上昇にもつなげる。
南、次女、「保身執着」―――火の属性で情熱、人気、名誉、直感を司るが、過剰になると自己中心性や感情的、浪費、過去への執着が出て人間関係をこじらせる。
南西、妻(本人)、三女、孫娘、「母性慈愛」―――安定、安泰を司り家庭円満に導く。
東、「希求野心」―――過去を捨てて心機一転、再生にかける意気込み、生命活動が勢いを増す、または頂点を目指して激しく生きる人がこの方位の玄関を好む。
西、「顛末是正」―――それまでの流れが止まり、次の流れを期待する。先祖から伝わったものをいったん清算する、西玄関は終焉代ゆえに人に食を与えたり性を売る商売に向いているが一代限りの財になることが多く、一般家庭には向かない。
北東、長男、「男系期待」―――変化や転換を司り、家を繁栄させるたくましい長男の誕生を期待する。
北、次男、「苦節忍耐」―――困難を乗り切るための努力や我慢を必要とする状況を表し、我慢強さや醸造、熟練を司る。さらに愛情、財産、秘密、変化も司る。
北西、夫(本人)、「対外威光」―――一家の大黒柱の位置、外からの評価に関わる運気を司り、人からの尊敬や引きたて、目上からの援助などによって社会的に優勢な立場を確立する。また信用の醸成、仕事の丁寧さ、質の高さも司る。
「家三代の興亡」―――過度の繁栄はわがままや搾取に結びつき、自分の代は良くても子や孫の代では必ず苦労する。そういう法則。
初代、二代、三代、四代、五代、六代、七代、八代=↗→→↓→→↗→
初代=遺興代―――貧困の中から一躍トップに躍り出て財と名を築く人。この人の興隆が人生の後半になってしまうのは祖父母代と親の代に没落が続き、資金源がまったくなかったため。しかしその間に魂の遺伝子によって困難に抗する免疫力が十分養われていたため、小さなチャンスをものにして伸し上がることができた。彼は一代に
して考えられないような財を蓄えたが、それを子や孫がどう扱うかは彼のその後の人生の生き方によって決まる。もし彼が前半生の復讐だとばかりに金にものをいわせて豪遊や女遊びや飽食に溺れてエゴイストになるとその子は父の真似をして放蕩にふけり、無意識に女腹の妻を迎えて女系化を示すようになる。そして孫は隔世遺伝によって祖父が奪ったものを奪われ、エゴイストに泣かされることになる。
二代目=遺余代―――初代が築いた遺産の余録で生きていく。ただし彼の七光りは父が成功した年齢と同じ時に消え失せ、急速に運勢が下降する。
三代目=遺亡代―――人生の前半期27歳までは初代の財で不自由無く暮らしていけるが、中期以降没落する。しかも彼が受け継いだ魂の遺伝子は初代と二代目のコピーなので困難に対抗する免疫力を欠いている。しかも因果の法則によって初代と二代目が過剰に奪ったものを過度に奪われることになる。
四代目~六代目=没落の時代、浄化の時代―――50歳までにドン底まで落ちて初代の遺光さえ見る影もなくなる。丸三代にわたって辛酸を舐めるドン底の時期が続く。家系も女系に変わり、生産性が低迷。(しているので這い上がろうという気力さえ起こらない?)
彼らは往々にして宗教に縁を持ちます。なかには手元にあるわずかなお金を寺へのお布施や福祉などに費やしてしまう人もいます。(無駄な信心) しかし子や孫は親のそうした姿を見て再興するための免疫力を培っていくのです。
七代目=復興の初代―――親の苦労と惨めな信仰を見て育ち、自らも苦労しながら成長し、ついに50歳で再興を果たします。・・・ただし仮に親たちが宝くじや犯罪的手段などで労せずしてして財を手に入れていた場合は復興は起こらない。また七代目でも貧困に慣れてしまって上を目指そうもしなければ何代でも脱系垂の時期は続く。
茂上―――個人または家庭、会社あるいは国家が良くない方向に進んでいると感じた時には立ち止まってこういうことを調べたり、家の中の自分のポジション(魂の配置)をキレイしたり、家族のポジションを併せて掃除してあげたりするといいですね。それも遺伝子をいじって優秀な子を産みたいと思うよりも前にやるべきことです。そうして全ての人が七代目(女性なら四代目、男子が倒れたから私が家を守らなきゃ)の意識で人生に臨めば栄えた時代を継続することも不可能ではないはずです。自分だけが特別、自分だけが豊かになりたい、偉くなりたい、楽がしたいと思う人が地位にしがみつくから集団全体が「空気を読んで」衰えてしまうんです。さらにはみんな同じ条件で生きているのに自分だけ滅ぼしの宿命を敵のせいにして責任回避しようとする人もいけません。あなたは七分の二のゼロから家を興す苦労に耐えられないから七分の五の楽な人生を与えられたのに会社で叱られるのは耐えられないとか国民や部下からの非難、告発に堪えられないとか、育児の責任を取りたくないから結婚しないとか女性を孕ませて逃げるとかマタニティーブルーになって子どもを虐待するとか、甘えすぎです。一億二千万人換算で八千五百万人が滅ぼしの世代で国家の衰退に何の危機感も持ってないばかりか立て直しを断固拒否して再興勢力の力を削ぐことばかりしている。生まれたままの状態はみんな良くなくて勉強して努力して(苦労して)ピントを合わせることで少しずつ良くなっていく、勉強することで望遠レンズの倍率が広がり世界の解像度が上がるようなもの。だから教育によってこれを引き出してやるのが大人の務めなのに大人たちは「俺たちのこと、人間のことを知るな、見るな」とばかり叫んでいる。あんたは人間の代表にはなれないよ。人類は進化しないといけません。
続いて先週のレポートと奇跡的につながった3冊目のファインプレー本を紹介。当初はこの一冊の考察だけでレポートを書くつもりだったが、新しく仕入れた本がまた今の状況を語るのにぴったりな本だったので追加した。
先週のレポート後に感じたのは手相に障害線があると人々はこれを裏付けるように不遇をもたらし、逆に運がいい人には色目を使って近づいていく。光に群がる虫みたいじゃないかというのが最初。運が悪いというだけで人を差別してやはり能力を認めないというのは社会全体の潜在能力を引き出すことにおいてかなり損をしていると思う。資本主義社会の経営者達も従業員の運気を吸い取って肥大化し、そうして高めた運(ブランド力)によって消費者やさらなる従業員や投資家を引き寄せている。こうした社会は裏を返せば運の悪い、運で勝負していない会社の排斥につながり、社会全体の生産力を低下させることになる。また幸運を追求する風潮は何も持たない若者たちの自己肯定感の喪失や停滞、格差にもつながるだろう。(自分たちで勝手に首を絞めているのだが)
動物が特定の周波数の音波を発してメスを引き寄せるのと同じく(またその周波数を解読して餌をおびきよせる捕食者と同じく)スカウトや玉の輿を待つ人をだます連中も増加するだろう。運に頼ったり、欲しいものを騙し取るような人たちは当然責任を取らないし、自分の(悪)運を下げるような忠告は聞き入れないので健全な人間関係を築くことはできない。さらに動物が戦うのは餌やメスを獲得するためと巣を守るためで生命の危機を感じた時には肉食動物でも逃走を選ぶのが基本なのだが、人間は地位や名誉の危機でも戦い、嘘がバレては戦い、自暴自棄になって戦い、挙句の果てには快楽のために戦う。それでいて自分は死なない、捕まらないと高をくくって悦に入っている。(闘争中毒) こういう人は前頭前野と大脳基底核の機能が低下しているために感情表現ができないのである。→と書いて本に移る。
その前にもうひとつ、流行したものしか存在しない世界には厚みがなく、幸福な記憶に乏しい。時代を代表するヒット曲メドレーを流す番組が最近多いが、それらの曲に乗せた思い出やエピソードを持たない人が懐かしさを感じることはない。同じように政治的な出来事や事件、事故だけを記録してもそこに「国民の思い出」や「時代の精神」といったものが含まれなければ真に時代を語ることはできない。歴史の年号だけ覚えて当時を知ったつもりになっているようなものだ。出来事に人々の記憶を追加するにはそれに関わる必要がある。
例えば公園や駅で市民楽団またはストリートピアニストが演奏を始めたとき、周りでただ聴いている人々はその出来事の記憶には残らない(人数くらい記録する人がいるかもしれないが)が、「ギターやトランペットをもってこれに参加した人がいてね」とか「居合わせた人々から自然に合唱やダンスが始まってね」とか「プロポーズしたカップルがいたよ」というエピソードができると楽団にも参加者にも聴衆にも思い出ができる。またそれを特に年少者に語るときに世代の精神や日本人の厚みを語ることになり誇りを感じることが出来る。対して80年代のフォークソングを聴く若者たちはどれくらい当時の人々の精神を読み取ることが出来るのか?それより(暴動や暴徒化した学生運動はともかく)大変な時代に自分たちがどう対抗してやったか、腐らず前を向き続けたかというポジティブな記憶を作って聞かせた方がずっと励みになると思う。―――具体的には暗示を塗り替えること。マスコミが「これが今のトレンドだ、支配的な価値観だ」と豪語するものも振り返ってみればそれに思い入れのある人は少ない(たまごっち、ルーズソックス、タピオカ、ゆとり教育、コンプライアンス、バブルも?)が、それじゃどんな時代だったのと聞かれて答えられるエピソードもまた少ない。沖縄の人々の戦争の記憶にしても内地の人に響かないのはニュースに呑まれ、かつ自ら寄せていってそれ以上の記録を語らないからである。状況や権威者の意向に従って出来事を単純化していては本当に伝えたいことは伝わらない。私は別に政治屋と喧嘩しろと言っているのではない、前頭前野を使って精神論を語り、思い出を作れ、自分たちの時代や世代を定義しろと言っているんです。それが日本人の厚みになるから。・・・「なんでお前にそんなこと言われなきゃいけないんだ!」って?これをお前らに言ってやったという記録を作るためだよ。愚痴ってても記録にはならない。人々は暗示を打ち破って進化しなくてはいけないんだ。私はその材料を惜しみなく子孫に与えたい。
ちなみに明石家さんまさんはいろんな有名人からのプレゼントをたくさん保存していてファンがメッセージを書いて流した千円札さえ財布に入れて持ち歩いておられるそうだが、それが芸能人オーラ(暗示)の源になってあれだけ長く第一線で活躍し続けていられるのだろう。所ジョージさんは逆に自分のコレクションを惜しみなく有名人にプレゼントすることで彼らから芸能人オーラをもらっているんだね。
『脳からストレスを消す技術 セロトニンと涙が人生を変える』(東邦大学医学部教授有田秀穂、サンマーク出版)
ストレスには身体的ストレスと精神的ストレスがあり、身体的ストレス(過労、痛み)は時間の経過や眠ること、そして涙を流すことで解消できますが、精神的ストレスは脳の神経伝達物質の暴走によって引き起こされているので寝ても治りません。
精神的ストレス(有田氏は「脳ストレス」と表現)にはドーパミン神経の暴走によって引き起こされる「快が得られなくなるストレス(依存性に通じる報酬のための学習意欲の亢進)」とノルアドレナリン神経の暴走によって引き起こされる「自分のしていることが認められられないストレス(仕事脳に蓄えられた経験則や最善の行動が裏切られたことで生じるワーキングメモリへのダメージ)」の二つがありますが、いずれもセロトニンが暴走を抑止しています。しかもセロトニン神経は外部からの刺激にも内部からの指令にも属さず、独自の基準(覚醒と睡眠のリズム)に従って覚醒している限りは一定量を保ちながら分泌し続けているので普通に人間らしい生活をしていれば暴走は起こりません。(平常心には嬉しいことがあった時にも舞い上がらないことが含まれます。したがって女性が情緒不安定になりやすいのは育児や色仕掛けにも必要な高い声でオーバーな感情表現をすることを日常的に行っていることの代償かもしれません)しかし私たちは他人の痛みにも精神的ストレスを感じてしまい、その刺激が視床下部から脳幹の縫線核(ほうせんかく)というセロトニン分泌の中枢に伝わってしまうとセロトニンの分泌が阻害されてしまうので、テレビやネットで他人の痛みばかり見せられている人(つまりストレス過多、堆積、長期間の被爆)は夕方にはキレるのを抑えられない状態にまで少しずつ蝕まれていきます。そしてそれが慢性化するとうつ病やパニック障害を引き起こし、ラットの実験では同じケージに入れられたマウスを食い殺すという残虐性を見せるまでに自分をコントロールできなくなるのです。
またセロトニンの働きには他に痛みの軽減や良い姿勢の維持つまり抗重力筋(首筋、背骨の周りを支える筋肉、下肢の筋肉、まぶたや顔の筋肉)に刺激を与えることがあるが、セロトニン神経が弱まると(分泌量が減ると)大げさに痛がったり風邪をひいたくらいで大騒ぎしたりするようになり、また座った姿勢を保つのが辛くてゴロゴロ寝転がってスマホ画面を見ることが多くなる。また表情も目元に力がなくなりダラっとした印象を与えてしまいます。
茂上―――一日のうちで睡眠中だけセロトニンの分泌が止まることがあり、入眠時から徐々に分泌量が減っていってノンレム睡眠に入る頃にはゼロになるそうですが、不眠症の人はセロトニンの分泌をゼロにできないから眠ることができないのでしょうか。だとしたら薬でセロトニンを補給しながらだましだまし眠っても根本的な治療にはならないのではないですか。
この危険なストレスに対抗するため有田氏は腹式呼吸によるセロトニン神経の活性化と涙を流して共感脳を活性化参画ることでストレスを一気に洗い流すことを勧められています。ちなみにここでいう腹式呼吸とはお腹を膨らませて息を吸う横隔膜呼吸法ではなく、まず息を吐き切ってから反動で息を吸う腹筋呼吸法でなくてはならない。12秒かけて息を吐き切り、8秒かけて息を吸うのを5分繰り返す。これを必ず目を開けて行うこと。目を閉じるとアルファ波(8~10ヘルツ)が出てリラックスできますが、目を開けたまま呼吸法をやると5分すぎからアルファ2波(10~13ヘルツ、速いアルファ波)が出てリラックスと同時に脳が爽快でクリアな状態になるそうです。(私はまだ感じられていません)
トレーニング期間は3ヶ月~6ヶ月。日課にするのが最高だそうです。同じ呼吸法をウォーキングやジョギングに利用することも勧められています。3回短く鼻から吐いて1回鼻から吸う、または2回吐いて2回吸う。
※ただしトレーニングを始めた当初は必ず少し調子が悪くなります。それはセロトニンが増えたためにセロトニンの分泌を管理する自己点検回路が分泌を抑制するからで、トレーニングを続けているうちに(もともと不足を訴えて増産された)受容体が減少して抑制が外れていきます。その不調から好調に転ずるまでに3ヶ月かかりますが、セロトニンの分泌量は増え続けているので(あるいは正常の分泌量に戻っている)調子は日に日に良くなっているそうです。
次に涙を流すストレス解消法ですが、うつ病の人は泣きたくても前頭前野の機能が低下しているために交感神経から副交感神経へのスイッチングができず、泣くことができません。しかも感動の涙や悔し涙を含む情動の涙を流すには共感脳を働かせる必要があり、人の気持ちに共感できなくては話になりません。役者が流す涙は技術で泣いているのでストレス解消にはならずむしろストレスを増加させてしまうことを有田氏は突き止めておられます。また笑いもストレス解消に良いといわれていますが、感動の涙を流すほどではないと言われています。
茂上―――本を読みながら思ったのは人は共感されることで本当に涙を流せるのではないでしょうか。子どもは転んだときに周りに共感してくれる大人がいない時には泣かないと言いますし、本にも「オフィスで上司に叱られて女性社員が泣くと周囲の人は彼女の涙に共感してしまうので上司はバツが悪くなる」と書かれています。映画を見たり音楽を聴いた時にも映画や音楽に共感されることで人は涙を流せるのではないかと思うんです。したがって涙を流すのに共感脳の働きが欠かせないというのは共感されたことをちゃんと受け取れるように準備しないといけないということです。だから「泣くと共感脳の機能が高まる」のでしょう。先生は同じ苦しみを持つ人同士が一緒に涙を流す体験も良いと勧められていますが、これにしても共感されていることを受け取る受容体がオープンになっていなければほかの集会と同じく気まずい集会だったと感じる人が出てくるのではないかと思います。「サラリーマンが酒を呑んで互いにグチを言い合う」とか「失恋した友人の話を聞き、一緒に悲しんだり慰めてあげる」とか「恋人同士が同じことを二人ですることによって共感を積み重ねる」などは良いことだと思います。
また先生は若者が夢や希望をもてないことを憂いていらっしゃいますね。
有田氏―――「夢や希望は脳にとって快であり、報酬です。それを求めないのは何かプレッシャーやブレーキがかかっているということです。フリーターでいいという若者は、自分が社会に出て得られるであろう快という報酬よりも、その過程で被る不快を恐れる気持ちの方が大きくなっているといえます」。
茂上―――でも『家の暗号』という本から知恵を借りれば彼らは日本の衰退という暗示に従って生産性を抑え、性転換さえ実行するほど素直なんですよ。
有田氏―――今多くの人が頑張れなくなっているのは最もわかりやすい報酬がお金になってしまったからだと思います。そして一生懸命やってもそこそこにやっても報酬が大して変わらないなら頑張るのはバカバカしい、食べていければそれでいいということになる。そんな無気力な状態から抜け出すカギは視線を自分から周りにいる人々に向けること。人は私利のためには頑張れません。自分では自分を満たすことができないからです。他者に自分の行為が認められ、喜ばれ、必要とされていると感じて初めて人は満たされます。
茂上―――同感です。私はその話を先週スケールの感覚とこれを鍛えるための愛という表現で語りました。そして共感という意味ではこれも誰かのためにした行動が確かに相手または誰かに伝わり、確かに私のため、人のためになされた行動だと認められたときに人は自己満足を満たされるのです。
有田氏―――ですから自分のために稼ぐのではなく、誰でもいいので身近な誰かの幸せのためにという視点を持つことが必要なのです。人々が失ったのは夢や希望ではなく、本当は人との関係だったということです。うつ病者も引きこもりもストレスを上手く処理できずにセロトニン神経の不活性から前頭前野及び大脳皮質全体の機能低下への悪循環を経て他者との触れ合いを拒絶し、一層うつや無気力を悪化させてしまいますが、彼らはそんな時ほど人との関わりを求めなくてはなりません。共感脳は他者との関わりの中で活性化し、自分らしさや人間らしさもまた共感脳の活性化によって作り上げられるからです。
茂上―――人間は困難に陥った時ほど冷静な判断をして最適解を探さなくてはいけませんね。そして(無知な)直感は往々にして正しい判断をもたらさないことを認めるべきです。人に当たったり暴力に逃げるのではなくガムシャラに知恵を求めてください、調べてください。答えはきっとあります。私たちが創り出します。
生産力とか多様性という概念は日本人の民族性に厚みを持たせる活動に当てはめると良い。人の真似をして成功が約束された道に列を為しても日本人の厚みにはならない。また成功のために黒服をユニフォームに採用してカルト客を呼び込んで喜んでいる軽薄な連中も本質的な日本の国力増強に貢献してはいない。
自己の救いや再興のために信用や信頼を執拗に求める人はまず自分の中心に柱を設けることだ。他人の後ろ盾を支えに立ってもカカシでしかなく、故にそこから動けなくなり信仰、忠誠、労働力、貢物を搾取され続けることになる。さらにこれを恋愛観に適応すると窮屈に感じて浮気をしたり、すぐに別れたり、相手の想定外の言動や察してもらえないことなどに腹を立てるようになる。(ノルアドレナリン神経/仕事脳の暴走)
ピントを探っている人を拒まず、ピントがズレた人に修正を求めるべし。

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