ニーチェ著『道徳の系譜』の解説

ニーチェ著『道徳の系譜』の解説

ニーチェ著『道徳の系譜』 第三論文について

第三論文「禁欲主義的理想は何を意味するか」 本書では禁欲主義的理想を解明するに当たってドイツの哲学者アル トゥール・ショーペンハウアー(1788-1860)を軸に彼の思想に強く影 響を受けたドイツの楽劇作曲家リカルド・ワーグナー(1813-...
ニーチェ著『道徳の系譜』の解説

ニーチェ著『道徳の系譜』 総括

長々とお付き合い頂きありがとうございます。ニーチェの道徳観は 「力への意志」の一言に尽きるものでした。そのイニシアチヴを握る べき人物像とはどのようなものか。実際は誰が握って来たか。そして それはどうなったか。また力を放棄しなければならなか...
ニーチェ著『道徳の系譜』の解説

ニーチェ著『道徳の系譜』 第二論文について

第二論文 「負い目」・「良心の疚しさ」・その他 その広大無辺な大地の隅々まであまねく生命を抱き留めている我ら が母なる自然にとって人間は単なるかんしゃくを起こしやすい多夫で はなく他の卑しき子らと等しい人間獣であり、彼女の使命は我々を 「約...